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もう1度行きたいなーー 投稿者:ズートルビー(菅生 えみ子  投稿日: 8月19日(火)23時46分56秒
布施院様、奥様がスイス人の方なんて、何て素晴らしいんでしょうーーーー。
4年前に、ユーロパスを利用して1か月ほど、ヨーロッパを旅行しました。スイスは1週間ほど
滞在し、サンモリッツ、 ツェルマット、 ローザンヌ、 ベルン、 インターラーケン
グリンデルワルド、 ルツェルン、 チューリッヒの都市へ行きました。9月でしたが天気もずっと
良く、花が咲き乱れ、まるで、おとぎの国に行ったような気分でした。
ガーデニングに夢中の私にとっては、花がとにかく、ものすごく奇麗なのに驚かされました。
どうしたらこんなに素晴らしい花を咲かせる事が出来るのだろうか??
写真は花ばかり撮ってました。  高い山も登山電車で行けるので何と楽な事かと嬉しく
なりました。 次回(いつかまったくわからない)もう1度、いや2度、3度、と行って
みたい国がスイスです。 氷河が解けないうちにいかなくてはーーーー。

捨て猫を見ると心が痛みます。でも私の家では、1匹で手一杯です。
旅行の時、猫を誰が面倒見るかで、大もめになるのです。
誰かいないかしらねーーーー。


アスパラコ隊白馬山にて生存を確認される 投稿者:布施院(川井)  投稿日: 8月19日(火)19時25分45秒
行方がわからなくなってから久しいアスパラコちゃんは白馬山の山荘に閉じ込められていたことがいま少し前確認されました。 二村隊長の携帯から途切れ途切れに聞こえてくる彼女の声からすると無事の用です。電波が途切れるまでの短い会話の内容を総合すると、二村隊長以下、山田3B課長、きっ子、アスパラコ(敬称略)の4名は(もしかすると他にも参加者がいるかどうか未確認)月曜日に下山する予定であったが、退路をがけ崩れに阻まれたため、長い道のりを大雨のなかせっかく下りてきた登山路を再度登り直し、Check-outした山荘に日も暮れて暗くなってからたどり着き、足止めを食らっている模様。 電波事情も悪く、携帯は通常は繋がらない(メッセージは残せます)Tel: 090-2915-6703。 みんなで激励の伝言を残しましょう。 これが最後に生き残るための元気をださせるきっかけになるかもしれないので! きっ子と山田3B課長は寒さで震えがとまらずメンバーのなかでは衰弱が激しい模様だが、生命に危険はないらしい。 ただ、がけ崩れはかなりひどい状況だった模様で、恐らくなんとかそれを越えようとして何度も危険を冒して通過を試みたが、生命の危険を感じて断念したというようなニュアンスの報告を受けた。 折りしも続く前線と長雨の影響で地盤が相当緩んでいる状況での登山を決行したことが事故につながったのではないかと万一の時には報道されても致し方ない天気予報があったはずだが、皆さんそこを冒険するのが楽しいんでしょうねぇ。 まったくもぉ。 詳細報告は無事帰還後、アスパラコちゃんや報道カメラマンの山田3B課長からあると思いますので、それまで無事の生還をお祈りします。 無理やいたずらは限度を知ってやってもらいたいもんです。 そろそろ責任ある年齢なんですからね。とはいえ、古いオートバイを引っ張り出して乗り回している私も自戒せねばなりませんが。 
昨日帰国、本日東京へ商談にでかけ、午後3時過ぎに戻ってみれば事務所からミャオミャオの声。 みればトラの赤ちゃんみたいな子猫が歯をむいている。 事務所の周りにいる野良猫の赤ちゃんらしい。 社員が車やフォークリフトの下をうろうろするのであぶないと捕獲し、保護したとのこと。 飼い猫ではない証拠に人になついていない。 でも母親をもとめてミャオミャオないているし、事務所では週末にはご飯あげられないし、自宅のマンションでは飼えないし、野良猫の母親じゃどうせ世話はできないし困ったものです。でも、母親だったら野良としての生きる道を教えてくれるかもしれないので、離してやるのがいいのかもしれないけど。 やさしくしてあげようとしても耳を下げてフーッと歯をむくんじゃ可愛がりようもありませんが。 猫好きの秘書の家にはすでに5匹も猫がいるし。 アッ、そうだ、つば県の猫好きの既婚の未亡人がいましたね、いま山で半分遭難してるけど。 たしか別名北小金のネコババ。 無事生還したあかつきには野良猫の赤ちゃんを一匹進呈しよう! 顔立ちは可愛い(多分)オスです。 他に猫好きの人いませんか? 差し上げますので! 週末には倉庫はだれもいなくなるので、それまでには結論を出さねば....。 アスパラコちゃん! なんとか無事生還してください!!!(布施院)

Zurich郊外散歩 投稿者:布施院(川井)  投稿日: 8月18日(月)23時58分10秒
日本の皆様こんにちは! スイスでは数日前からやっと本来のスイスらしいさわやかな気候に戻り、窓からは森の木々の臭いや畑のセロリーの香りをふくんだ涼風がカーテンをそっと押しのけてやさしく吹き込んできます。いつもならいまごろは野いちご、ラズベリー、スグリ、などが道端にいくらでもなっているのですが、今年は例の異常熱波でもう終息してしまいました。 わずかにブラックベリーが最後の実を残していました。 つまんでたべたら甘〜くておいしい。 麦類は水不足で不作が予測されてますが、ブドウは甘みをたっぷりと濃縮して例年にない極上のワインができそうです。 出来高は少ないと思うので、相場は高いかもしれませんが。

さて、おとといの昼ごはんはZurich郊外の畑のなかの1軒屋のレストランで、鹿フィレ肉のグリル、野菜、ヌードル付と白のスイスワイン。鹿肉はシーズンではないので冷凍品だがやわらかくて味わいの深い一品であった。 もうひとつはぐっと大衆的な牛肉の野菜スープ煮。 Siedfleischといって野菜香草をいれたたっぷりの深鍋でじっくり煮込んだ牛バラ肉のかたまりを1cm程度の厚さに切ってスープを切って肉だけをお皿にもって出してくる。
これをからしかマヨネーズをつけて食べる。ほぼステーキ3枚分、600gほどもあろうかという分量。 さっきの鹿肉の料理の3分の1程度の価格なので、財布を見ながら注文する僕の食べ物となりました。 ただし、飲み物は今日もりんごのにごり酒を冷たい炭酸で割っていただく。 これは大衆的な飲み物で、夏場には最高(安いし)。子供らはポテトフライとチキンナゲットで満足なので、パパもハッピー。

http://photos.yahoo.co.jp/ 

土曜日には家内のお兄さんのZurich郊外の家に親戚一堂が集まり、みんなで一緒に田園へ散歩。 それからわいわいがやがやと会食して楽しい一日をすごして、翌日は日本へ向けて帰国の途についたのでした。 Airportでは航空会社の手違いによるダブルブックのため予約できていた席には乗れないとのことで、申し訳ありませんが、ビジネスクラスのお席を用意しました、とのことでラッキー! 帰りはビジネスクラスでまずはシャンパンから。広々とした座席でゴージャスな帰国となったのでした。 07:55AM成田到着、会社へ直行仕事、仕事! Berlinへの出張の帰路ついでに立ち寄ったスイスはいつもと変わらぬ居心地のよいところでした(布施院)

お盆休み(part2) 投稿者:レトロ(石川)  投稿日: 8月18日(月)14時12分18秒
長い夏季休暇も終り、ほっとしています。
川井さんの夢の中の様な素敵な休暇、いいですね〜。

実家が、双方とも、東京の私は、田舎がなくてちょっとさみしいです。
お盆と正月と5月の連休は、どこに行っても混雑しています。
やはり懐古((レトロ)的な私は、20代の頃を思い出します。
5月の連休に大菩薩峠の山小屋で、一泊しました。
とても混んでいて、畳一畳に二人が寝るのです。
自分の顔の隣には、右をむいても、左をみても、他の人の足があるのです。
それでも、若いっていいですね。ぐっすり眠りました。お互い、靴下には
閉口しましたが、その様な事は言っていられませんでした。

先日は、上野の国立博物に行き、特別展の「アレクサンドロス大王・・」展
は次回にして、常設展 (420円)のみ、見てきました。
本館2階がリニューアルして、「日本美術の流れ」と題して、時代毎の
部屋になりました。1階の浮世絵、版画の部屋とは別に、9月7日まで
本館第18室で『北斎の富嶽36景』(本当は46景!?)の全てが展示
されています。
真偽の程はわかりませんが、全部が展示されるのは、珍しいそうです。
「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴」がやはり良かったです。
ちなみに国立博物館のパスポート会員は、年会費3000円で、常設展は、
毎日行ってもよいのです。

ジャカランダ栄子さんへの、谷中周辺の本そしてインターネットのURL
を見ていただけたでしょうか。
博物館、美術館めぐりが好きです。特に絵画と陶磁器に興味を持っています。どなたかよい美術展がありましたら、情報をお知らせください。








お盆休み 投稿者:さくらこ  投稿日: 8月17日(日)22時12分11秒
『日本列島すっかりお盆休み』の最後の日。とは言え我が忍のクラスメイト達は 東京の人だから お盆の行事って だいたい7月でしょうか?・・・なので 皆様 ナガ〜イ夏休みだったのでは? 特に 山田課長さん ゆっくり夏休み とれて良かったですね(*^_^*)
・・・台風一過の暑かった伊豆の海と 大雨降る前の 天城峠を超えて 浄蓮の滝の水しぶきを浴びてきた 私のささやかな夏休み。
かたや豪華に 海外に出かけた 我がホームページの管理人さんから ヨーロッパの美味しい便りに 唾 ゴックン(^^♪  そして エーデルワイスの花が美しい ♪SOUND OF MUSIC♪ を思わせるスイスの山々の澄んだ空気を感じさせてくて・・・。絵葉書のような町並みを一人 旅していた布施院を 想像すると うらやまし〜い・・・けど 絵にならないねェ〜。<(_ _)>失礼!

明日から また それぞれに 大変なお仕事の始まりね。私(主婦)は いつもの生活に戻れて 嬉しいけど 会社に出勤する人は またまたうんざり 気が重いんだろうな。
みなさま ガンバッテくださいね!!(^_^)/~

アメリカの栄子さん クル子さんは 停電の影響は なかったでしょうか?気になってます(-_-;)・・・以前に 『ニューヨークの大停電』 ていう映画見た記憶があった(いつごろの映画だったのかな〜?)けど あの時よりも もっと大規模な混乱した映像でしたね。
・・・・・・・・まだ夏が終わらない お祭り好きの さくらこ(^_-)-☆ デシタ。






ベルリンからスイスへ 投稿者:布施院(川井)  投稿日: 8月14日(木)17時24分50秒
8月12日、ベルリンではお目当ての新国立絵画館が旧東独時代の絵画の特別展示会を行っており、おなじみのOtto Dix, George Grosz, Max Beckmann, Otto Kokoschka、Kirchnerなどはお蔵入りでみられませんでした。彼らの弟子たちが旧東独時代のある種の芸術的締め付けのなかでもそれなりに自由にかつ、それぞれの先生のあとを受け継いで作品を作っていたということが垣間見れる意味では興味があったが、作品そのものの持つ普遍的な力という意味ではやはりその時代を反映したどちらかといえば暗い絵のほうが多いように感じました。
別途、写真を公開しますので、見てください。

口直しに森鴎外の住居跡が記念館となっているブランデンブルグ門から程近い森鴎外記念館を探し出してやっとたどり着いたら閉館時間の2時に遅れること30分、玄関で涙をのんで入り口の写真だけを取ってZurichへ移動するためにAirportへ向かう。

ベルリンの街の散歩と夏のベルリンの名物、Berliner Weissは写真で付き合ってください:

http://photos.yahoo.co.jp/

8月13日、スイスのピラタス山へ家族と家内のパパと一緒に登る。といってもケーブルカー。 山頂を散歩したら断崖絶壁もあり、腰が抜けそうでした。 子供らは飛び跳ねてましたけど。 しかし、楽しみはなんといっても食事。 僕がとったのはKalbsbratwurst(子牛肉のソーセージ、ロールストオニオンソース和え)。ぷよぷよしていてやわらかいスイス名物。ソースにもあって非常においしい。 これがビールにもワインにもあう。
両側の子供に取り合いで食べられちゃったので、もう一皿注文したら、これも大分たべられちゃった。 家内はミックスサラダなのですが、これまた素材ごとにドレッシングがことなり、これと外側しっかり、内側しっとりのパンでいただくと満足感が広がる一品。 おじいちゃんはアルプス名物Aelplimaccaloniでローストオニオンとクリームソースのシンプルな味付けなれど食べだすととまらないアルプスの牧場の味。これにりんごの濁り酒がなんとも爽快感とうまみのタックルマッチで一本でやめないとあとがつらいのをしりつつやめられないのが布施院の弱点でついもう一本。 ピラタス山上ではアルペンホルンの実演。 結構いい音してます。 はるかに雪に覆われた4000m級の山々を望み、すがすがしいアルプスの山の空気を思い切り吸い込めば別世界の気分。
スナップのいくつかは上記と同じ: http://photos.yahoo.co.jp/ でお付き合いください。

Zurichに戻ればそこはまたもや35度の灼熱地獄(乾燥しているので、東京ほどの地獄ではありませんが)。こんどは別のりんご酒を冷えた炭酸で割っていただく。 これが水分補給で水を飲むより、数倍の勢いで飲めるので危険なのだ(布施院)

真夏の夜の夢をみているだれかさんへ 投稿者:まりちゃん  投稿日: 8月12日(火)17時58分26秒
川井く〜ん、今度はドイツにいるんですか! あなたはUFOみたいな人ですね。 あちらとおもえばまたこちら。 むずかしい話は抜きにして、食べ物の話、すご〜く美味しそう! 旨そう! パリパリのパン、感じがでていて、食べている音が聞こえそう。百戦錬磨の布施院さんは旨いものを見つけるのが上手なのですね。

メキシコのソースはサルサ・ソースのことじゃない? あれ、サルサって、ダンスだったけかなぁ。とにかく、外国へ行って独りの食事というのはつらいものがあるけど、そんなにいいとこ見つけちゃってよかったですね。おしごと大変そうだけど、面白そう。

そちらは猛暑と聞いていますが、暑いのは昼間だけなのですか。そりゃ、いいですね。夏のヨーロッパの夜、ついつい寝不足になりますね。でもいいなぁ。次ももっと、お食事の話を聞かせてね。アートと政治の話はその後でいいです。楽しみにしています。

ベルリン紀行(5) 投稿者:布施院(川井)  投稿日: 8月12日(火)14時25分11秒
今回訪問したドイツの会社はベルリンの北およそ40km、旧東ドイツに属するOranienburgという城下町で、お城もある歴史のあるこの街の郊外の工業団地に最新鋭の製造設備を整えたヨーロッパ最大の粘着シートメーカーです。何百という種類の色のついた塩化ビニールの薄いフィルムに糊がついたものがおもな製品で、広告、看板、店舗装飾などに使用します。口入屋のカジッタさんが住み込みの稲子さんとかお手伝いの大塚知子さんなんかと内職しているのはこういったビニール製品の見本帳を作る仕事です。この歴史的なOranienburgも第二次世界大戦の末期、ベルリン陥落を目前にして連合軍が絨毯縛的を行ったため、町はほとんどまっ平らに破壊尽くされてしまったそうです。それでも戦前のもとの町の姿を取り戻そうと瓦礫の一つ一つを探して組み立てなおして気の遠くなるような作業をしているのは国民として市民としての誇りとIdentityを守ろうとする頑固なまでの自我をみんなが共有しているからで、同じことが同様にあるいはもっと徹底的に破壊尽くされたDresdenでも、田舎町のHildesheimでもおこなわれているのは感動的というより、むしろ信じられないほどです。それらは税金よりも有志の寄付金によるところが大きいときいて驚きはさらに増します。たとえ何十年かかってもやるぞというのがすごい。 このIdentityとはもともと同じ文化を共有する自我の確立した人々による、個々の確率された自我の集合体としての社会というものが存在しているからありえることであって、もともと自我が確立していない個人とも言いたくないたんなる身勝手な連中の集合体である現在の日本の都市に、都市にふさわしいモラルや住んで気持ちの良い社会は生まれるはずがないとかなり悲観的になります。せめてもの救いはそんななかにある市井の市民の日本人的な優しさでしょうか。でもそのあまりにもかよわいやさしさだけでは弱肉強食で、無頼なやからがのし歩くまったく好きになれない都市からの脱却には限界があると感じまざるをえません。取り締まるほうが押しなべて神奈川県警のようなもので、為政者は内紛にあけくれている現状では、年金はカットされ、弱者は葬り去られ、幼児を虐殺する連中があとを絶たないのは当然かも知れない。
おっと、あぶねぇ、老人性愚痴が始まったかな。話戻って、その絨毯爆撃を受けたOranienburgでは最近またまた(というのは過去すでに200回以上あるので)不発弾が地中から発見されたので、町中が出入り禁止となり、住民は町から一次全員避難し、この不発弾の撤去作業が今日から始まっているため、すでに何十年もかけて復元中のOranienburgの私のお城見物はおあずけとなってしまったのでした。 夏の夜は9時半まで空があかるい。 青いそらに白い雲が浮かびその下で暗い家に電気がともり街灯に明かりがともるベルギーのシューレアリズムの画家、マルグリットの絵をみたことがありますか? こちらに来るとそれが普通の景色として存在していることに驚きます。まるでマルグリットの絵を見ているみたいな現実の風景に何度であったことだろう。 真夏の夜の夢、Mid summer night dreamとはこれとは違うけど、夢心地にさせてくれる北部ヨーロッパの暑い夏の涼しい夕暮れです。でも夜明けも早い。もう朝だ。また寝不足だけど、これでいいのだ。(布施院)

ベルリン(4) 投稿者:布施院(川井)  投稿日: 8月12日(火)13時36分08秒
食事の件の続き:

6) 田舎の駅におりたったがまわりにな〜んにもない。 1軒あったレストランはアルゼンチン・ステーキハウス。あまりステーキには興味がなかったのですが、Pastaもある、サラダもある、飲み物なんでもあるというので、元気がでてきて、Mix Salada、Caneroni al Forno(だったかな)をたのんで、Warsteiner Pils ビールを飲んでいるうちにとなりの女の子がたのんでいたトマトスープがおいしそうだったので、これも追加注文。 料理をまっているあいだにだされるつきだしがさくっとしたパンにアルゼンチン風のメキシコ料理によくでてくるトマトベースの辛くてすっぱいやつ、あー、名前が出てこない、ともかく、これはいけた。トマトスープがドイツ風にクリームでしたててなく、びしっとトマトだけで辛めにコクを出し切って作りこんであり、これはまたいける。さくっとしたパンと一緒にいただく。 食べ終わって充実感がある。ご馳走様の気分。もうおなかいっぱい。ここでMix Salada登場。3ユーロだからたいしたものを想定していなかったのだが、これが立派。それでいてドレッシングもチーズも加えて味はしっかりとしている。 うまい。これもさくっとしたパンをつまみつつ食べ進むがおなかのバッグが邪魔になってきたので個々ではずす。 ビールは2杯飲んだので、ここで例のBerliner Weiss mit Schussのグリーンを注文する。おなかいっぱいでも味が濃いので、料理にもぴったり。さっぱり。やっと食べ終わる頃、初めにたのんであったCaneroni al Fornoだったかが潮時を見計らって(ヨーロッパのレストランはここがしっかりしている。日本のレストランは最低)でてくる。え〜っ、まだあったの〜! でもおいしそう。 イタリーの移民を多く抱えるアルゼンチンだから本来のイタリー料理がアルゼンチン風に刺激を強めて、アクセントを利かせてでてくるのが面白い。 もうイタリー料理とはいえないところまで昇華している。 寿司でいえばカリフォルニアのカリフォルニアロールのようなものだ。 そういえばロックンロールとかカミカゼロールなんて名前の寿司もあったな。 味はおぼえてないけど。 勘定を頼んだら、お店からのご来店へのお礼です、と食後酒を勧められたので、いろいろあるなかで選んだのがGrappa。 ワイン作りのためのブドウの絞りかす(皮とか枝とか)を発酵させてつくるかなり荒々しい蒸留酒だけど僕の大好物。 これはおそらくイタリーの本場ものだ。アルゼンチン製があってもおかしくはないけど。 これで17ユーロ。 チップも入れて20ユーロだから@\2,800.-。これって安くないですか? 安い、うまい、早いだけじゃなくてタイミングよくだしてくれてこのお値段。僕の流儀にぴったりあって合格。 田舎のレストランなのに大納得で、一人でもさびしくない夕食でした。(布施院)

ベルリン紀行(3) 投稿者:布施院(川井)  投稿日: 8月12日(火)13時34分05秒
Berlinのおいしいものとかいってもそれほど時間がないし、どうせ高いものは食べない主義。 安い、うまい、早いじゃないと納得しない貧乏人的合理主義ですので、今回のヒットは次の通り:
1) ビール: 今回はWarsteinerのビンと生。定評があるビールで、のど越しのよさとコクが身上。 どちらもやめられなくなる。
2) Berliner Weiss mit Schuss: Schutheiss社の白ビールに赤か緑のシロップを入れたもの。酸味と甘みと軽いビールのMixが熱い夏のすずしい夜にはうってつけ。これはベルリンの名物のひとつ。 Berlinにきたらかならず注文しましょう。
3) 塩漬け生ニシンのバゲットサンド: たまねぎ、レタスも加えて塩漬けのニシンをまるごとパリパリ皮のパンでサンドイッチ。これはうまいよ〜、慣れれば。 オランダ人はこの塩漬けニシンの尻尾をつまんで丸ごと口に放り込んで豪快にたべる。 まるでオットセイだ。これがまた不思議とビールとあう。
4) ホテルの簡単な朝ごはんはパリパリ皮の小型丸パン、ケシの身をまぶしたものもある。これにバターを厚く塗って、レバーペーストとか、ハム、ソーセージを乗せていただく。 おいしい。 あるいは同じくパンにバターをぬって、プルーンのムースをたっぷり塗って食べる。 これはうまい。 硬いライ麦の粒入り黒パンがあればこれにたっぷりと厚くバターを塗って食べるだけで味わいが深い。 ヨーロッパはどこにいってもパンがおいしい。 バターの味もちがうぞ。
5) 今回の貧乏旅行はあえてBerlinの市内ではなく、30分ほど電車でかかる郊外の小さい村の安宿に宿泊している。 朝食つきで、16%の消費税もついて一泊35ユーロ(@\4,800.-)だ。 ヨーロッパ中にあるホテルチェーンです。 今度ヨーロッパ貧乏旅行を計画している人がいれば教えてあげます。家族3人で泊まっても7千円程度です。でも、近くにレストランがあればいいけど今回はマクドナルドしかなかったので、やむなく一回はマクドナルド。 でもHot Chikenサラダ、ドリンク、チキンサンドイッチ、それにデザートのチェリーアイスクリームを食べて千円程度だったからなっとく。結構おいしかったし。(布施院)